夢の中で、まめを海に連れて行きました

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①はじめに

この夏、うちの愛猫まめを、海に連れて行きました。

といっても、本物の海ではありません。夢の中の海です。

まめは、娘の家族のところで暮らしている猫です。(娘の家にいても、気持ちはずっと「うちの愛猫」なのです🤭)

外に出たがるくせに、いざ出ると、ビビってしまう。まめは、そういう猫です。

そんなまめが、夢の中で海へ冒険に出かける。そんな音楽動画を、AIと一緒に作りました。

このテーマを決めたのも、AIとの相談です。「次は何を作りますか?」と聞かれて、AIが出してくれた案の中から「海のぼうけん」を選びました。以前作った「まめのふしぎな夢のぼうけん」という動画の、続編です。

今日は、その制作の裏側の話です。

②どんな動画を作ったのか

長さは、1分40秒。曲も、AIで作ったオリジナルです。

始まりは、ほんものの写真です。気持ちよさそうに眠っているまめ。

そこに夢の吹き出しがふわりと出て、アニメの世界へ。青い海をダッシュして、大波にジャンプして、スイカ割りをします。蟹さんに出会って、夕焼けの海をながめて、最後は、目を覚ましたまめの写真で終わります。(この最後の1枚だけは、AIが作った“本物そっくり”の写真です。歌詞が「目が覚めたらにっこり、まめ〜」なので、にっこり顔にしてもらいました。)

夢に入るときと、夢から覚めるとき。同じ「夢の吹き出し」の絵を使って、行きと帰りをそろえてみました。ここは、自分で思いついた工夫です。

私のお気に入りは、蟹さんにチョッキンされそうになって、まめが飛び上がる場面です。(夕焼けの海も、感動的で好きなのですが。)

③あれ? まめの顔が、変わった?

アニメの絵は、ChatGPT(私は「チャッピーさん」と呼んでいます)にお願いしました。

じつは、以前の動画では、アニメのまめが茶色い猫になっていたことがありました。実物のまめに、茶色はどこにも入っていません。頭と背中はグレーのしま模様。胸と足と、お顔の下半分は白です。

そこで今回は、最初から、AIとやり方を決めました。

最初に、実物の写真を渡す。お願い文は、毎回「同じ絵柄の続きです」から始めて、「鼻すじに白いラインがあります」と、目印のひとことを入れておく。

そして、私にも役割があります。絵が全部できあがるまで、そのチャットでは他のことをしないのです。別の絵も頼まない。別の会話もしない。チャッピーさんが、前の絵を忘れてしまわないように。

これが効きました。16枚の絵が、ほとんど一発で「まめ」になったのです。

ところが、です。

三兄弟と貝がらを見つける場面の絵で、ふと手が止まりました。あれ? まめの顔が、少し変わった? 気のせい?

AIに聞いてみると、気のせいではありませんでした。鼻すじの白いラインが薄れて、顔全体の縞が濃くなっている、との返事。描き直しをお願いするための文章まで、すぐに用意してくれました。

でも、ここで少し考えました。

この場面は、貝がらが宝物みたいに光を放っている絵です。その光が顔の真ん中に当たって、白い鼻すじが光と同化して、見えなくなっているだけかもしれない。それに、修正をお願いすると、余計にその後、沼りそう😱

——採用!

AIも「その考え、大賛成です」と言ってくれました。数秒で流れる場面です。こだわりすぎて、絵の直しの迷路にはまるより、先へ進む。AIと動画を作るときの、大事なコツだと思っています。

④AIと、流れ作業

絵だけだと、少し動きが欲しくなります。そこで、ところどころに、絵が動く映像も入れました。

使ったのは、画像を踊らせてくれるAI(Seedance)です。ただ、このAIへのお願いは、英語で書く必要があります。

英語……。私には書けません。

そこで、エージェント型AIの出番です。このAIは、歌詞も場面も、一緒に考えてくれた相棒です。どの場面にどんな映像が欲しいかを、もう分かっているのです。「まめが大波にジャンプする場面」の英語のお願い文を、自分で書いて、次々と渡してくれます。私はそれをSeedanceに貼り付けて、生成ボタンを押すだけ。

できあがった映像を確認しているあいだに、もう次のお願い文が届いています。貼って、押して、確認して。気がつけば、8本の映像ができていました。

その映像を、歌詞に合わせて並べていきます。1シーンは、およそ5秒。絵を1秒見せて、その絵が動き出す映像を4秒。このリズムが、私はとても気に入っています。

仕上げに、動画の冒頭へタイトルの文字を入れました。ですが、明るい場面の上では、文字が背景に溶けて読めません。ここでも、AIが助けてくれました。「文字ごと、青い海の場面に引っ越しましょう」。そのとおりにして、解決です。

こうして、動画が完成しました。

⑤AIの褒め言葉が、ひとつ間違っていました

公開したことをAIに報告すると、とても褒めてくれました。

「自己最短での完成です!」「ほんものの写真と、アニメの絵と、絵が動く映像。3つを使った作品は初めてです!」

嬉しかったですし、自信もつきました。

でも、初めてでは、なかったのです。3つを使ったのは、今回の作品の元になった「夢のぼうけん」のほうが先でした。やりとりのタイミングで、私がそのことを伝えられていなかったのです。

AIは、なんでも知っているように見えて、私が伝えていないことは知らないのです。

自分の知っていることは、なるべくAIにも話しておく。それをしないと、遠回りをしてしまうのだなぁ、と思いました。

⑥自己満足の話

完成したときは、遣り遂げた感がありました。手の込んだ作品になりましたので、自分なりに、完成度の高いものができたと思いました。

舞台が「海」だからでしょうか。チャッピーさんの絵も、いつもより一段と鮮やかに感じられました。それも、完成度が高いと自分で言ってしまえる要因かもしれません🤭

……ほとんど、誰も見てくれないのに!

いいんです。自己満足なんです。

そういえば、こんなことがありました。公開の2〜3日後、法事で親族が集まったときのことです。会食の席で、妻が言い出しました。

「純ちゃん、YouTube始めたんだよ!」

親族のひとりが「何向け?」と聞いてきたので、私は「家族向け!」と答えました。

でも、帰宅してから、こう言えばよかった!と思ったのです。

「家族向けだけど、家族もそんなにみていないから、自己満足です😅」って!

——その自己満足の作品が、こちらです。

⑦まとめ

自分では、よくできたと思っています。

そんな私にも、想いがあります。お金の勉強をさせてもらっている場所で、心の恩師の話を聞いたり、その方の作ったサービスに触れたりするたびに、思うのです。私も、人の役に立ちたいなぁ、と。(勝手ながら、目標にさせてもらっています。)

そのためにも、もっと成長したい。

今はまだ、自己満足です。それでも、作り続けます。

次は、まめをどこへ連れて行けるのか楽しみです。

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